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エヴァ序の気まずいシーンはどこ?観た場合はどうすればいい?

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2025年11月14日(金)〜11月20日(木)までの期間限定でリバイバル上映が予定されている『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』こと『エヴァ:序』。

2007年に公開されたこの作品は、作品世界を新たに再構築したシリーズの第1作として、ファンの間で非常に高い評価を受けています。

今回はこのエヴァ:序についてみていて気まずいシーンはどこにあるのか、そしてみてしまった場合どうすればいいのかなどについて解説します。

エヴァ序の気まずいシーンはどこなのか

結論からはっきりいいますと、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(以下、エヴァ:序)にはかなり気まずいシーンが多くあります。

まず、やたらと女性が裸になるサービスシーンが多くあり、観ている方女性である場合は不快に感じる可能性も確かにあります。

また、一部の成人男性でも少し「性的アピールが強すぎるのでは」と懸念してしまう可能性もあります。

それでは、そういった『気まずい』と感じるシーンはどういった部分にあるのでしょうか。

今回は、エヴァ序にある気まずいシーンについて、そしてどこにあるのかご紹介します。

綾波レイの全裸シーンがある

作品中盤で、第5の使徒を撃破した主人公の碇シンジは、本作のヒロインの一人である綾波レイのもとを訪ねることとなります。

綾波の自宅を訪ねたシンジは、鍵のかかっていない綾波の部屋を訪ねます。

しかし、そこには風呂に入ったばかりの全裸の綾波がいました。

あわてたシンジは綾波の前に倒れ、胸を触ってしまうというシーンがあります。

ちなみに、このシーンは、1990年代の旧アニメ版でも存在しています。

90年代当時のアニメは、一種のサービスシーンとして女性の裸を入れるのは常でした。

いわゆる『ラッキースケベ』的なシーンですが、こういったシーンは一部女性から批判されることも多くあります。

というのも、過去にセクハラ被害にあった人の多くは自身が受けた加害を誘発し嫌な思いをしてしまうかもしれないからです。

このシーンも、一部セクハラ被害にあった女性には不愉快に感じる可能性があるかもしれません。

エヴァという作品は、旧新揃って昔から「女性の裸シーンが多すぎる」という批判は常にありました。

これについては、正直、エヴァという作品が昔からそうであったので、弁解の余地はありません。

葛城ミサトが風呂に入るシーンがある

また、エヴァ序におけるもう一人のヒロインである、葛城ミサトですが、彼女も実は無駄に裸になるシーンが多いキャラの一人でした。

作品序盤で、第4の使徒との戦闘で気絶したシンジは、病院で目を覚まします。

シンジが目覚めたことを知ったミサトはシンジを家に連れ帰り、彼の言動を風呂に入りながら振り返るというシーンがあります。

さらに、シンジの部屋の前に立ち、シンジを激励するシーンではなんとバスタオル一枚だけという始末です。

当然このシーンも綾波レイの全裸シーン同様ある種のサービスであったといえます。

未成年の少年相手に、大人の女性がバスタオル一枚で、激励する。

少し、違和感があるというか『ここまで性的なアピールする必要があるのか』と疑問になりますね。

彼女のシーンも、観る人によっては『気まずい』と感じてもおかしくはないかもしれません。

血まみれになるなどグロテスクなシーンが多々ある

また、エヴァ序についてですが、グロテスクなシーンがかなり多くあります。

特に、エヴァと使徒との戦闘シーンでは、これはスプラッター映画なのかと思うほど血が飛び散るシーンが存在します。

作品序盤で描かれる、最初の使徒であるり第四の使徒との戦闘シーンは、最終的に暴走した初号機が使徒を八つ裂きにしてしまった上で殲滅。

このシーンは、衝撃的すぎると感じる人が多くいるのではないかと考えられます。

TVアニメ版が放送されていた90年代は、この暴力的なリアリズムが受けたからこそエヴァという作品が伝説となった理由の一つともいえます。

こういったシーンは、暴力描写にあまり明るくない子供には視聴が厳しいものがあるかもしれません。

エヴァ序の気まづいシーンを観てしまった場合どうすればいいか

では、実際にこうしたシーンを観てしまった場合、どのように受け止めるべきでしょうか。

観る相手や年齢によっても対応は異なります。

これらについて解説していきましょう!

子供が観てしまった場合どうすればいいか

『エヴァ:序』は映像的にも心理的にも大人向けの作品ですが、親子で鑑賞するケースもあります。

もし子供が全裸シーンやグロテスクな場面を観てしまった場合は、無理に隠したり避けたりせず、物語の文脈を説明してあげるのがおすすめです。

また、戦闘シーンなどが怖かった場合には、「これはアニメだから本当のことではない」と安心させてあげることも大切です。

女性の裸のシーンなども、あまり大騒ぎせず、何もなかったようにしておく方が賢明であるかもしれません。

親ととみると気まずくなるシーンはある

エヴァ:序を親と一緒に観ると、先ほど紹介した綾波レイの着替えシーンやミサトの入浴シーンなどで、気まずい気分になるかもしれません。

こういう側面もあり、00年代後半~10年代前半には多くテレビ放映された『エヴァ新劇』シリーズはテレビ放送できなくなりました。

もしも、親とテレビをみていてエヴァ序を観た際に、上記のような気まずいシーンが流れた場合、あまり話題にせず、スルーしたほうがいいでしょう。

エヴァ序はできるだけ一人あるいは同年代の友人とで観た方がいい

『エヴァ:序』のような作品は、女性の裸や暴力描写が多いため、世代や感性によって感じ方が大きく異なります。

そのため、家族よりも同年代の友人や一人でじっくりと観る方が、気まずいシーンを受け流せる可能性が高いといえるでしょう。

特に男性である場合は、『女性の裸』のシーンについてはある程度『サービス』として割り切ることができると考えられます。

また、友人同士で感想を語り合うことで、新たな発見があるかもしれません

まとめ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、壮大な物語の序章として非常に完成度の高い作品です。

その中で一部「気まずい」と感じるシーンも存在しますが、それらはすべて登場人物の心情やテーマを深めるために必要な要素として描かれています。

気まずさを感じること自体が、作品がリアルで人間味にあふれている証でもあります。

観る際はシーンの意味を理解し、表面的な印象だけで判断しないようにすることが大切です。

リバイバル上映という貴重な機会に、ぜひ劇場の大スクリーンで『エヴァ:序』の世界を堪能してみてください。

きっと新たな発見や感動があるはずです。