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君の顔では泣けない原作ネタバレ!高橋海人の役どころを調査!

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君の顔では泣けない原作ネタバレ!高橋海人の役どころを調査!

2025年11月公開の映画「君の顔では泣けない」で、キンプリの高橋海人さんが芳根京子さんが共演することが決定しました。

この作品の原作となるのは、君嶋彼方さんの同名小説で、第12回小説野生時代新人賞を受賞した作品です。

高校1年から15年も心と体が入れ替わってしまった男女の切なすぎる物語を、圧倒的なリアリティで描いた作品。

この記事では、

  • 原作ネタバレ
  • 高橋海人さんの役どころ

をご紹介します!

詳しい情報がわかりましたら、追記する予定です(^^)

君の顔では泣けない原作ネタバレ!

Amazonのレビューをご紹介します。

入れ替りの物語はたくさんありますが、こちらは、切り口が違います。
とにかく、葛藤というか、リアリティがある。
思いっきり泣けます。

主人公二人のざっくばらんな会話から、二人が死に物狂いの経験と変遷をたどりこの場面にたどり着いたことが徐々に分かってくる。
胸が締め付けられるような読書体験である。

男女の中身が入れ替わるという、一見すると典型的なラブコメのように感じますが、もっと深くまで踏み込んだ作品だと感じます。男女の違いとかジェンダーに関することとか…
そもそも恋愛小説じゃないです。

高校生の男女が入れ替わって戻らないまま15年がたってしまう。
女の子(みずき)になってしまった男の子(陸)は、慣れない女の子の体で悪戦苦闘しながら、人の体で生きていく。
その心の機微と成長が見事に描かれている。

入れ替わった後の2人の葛藤や家族との妙なズレや、少しずつ受け入れながらも進んでいく(成長)ストーリーは読んでいて気持ち良い。
また、表題もとても良いと思う。表題の出てくる場面も良いのでタイトルを変えた方の力量に感服した。

この物語に大きなイベントは起きない。
ただただ入れ替わった男女の日常が続く。
年齢とともに一般的なライフイベントは起きるが、ドラマチックな事件は無い。
それでも読者としての自分は主人公の行く末をハラハラしながら見守ってしまう。
どうやらドラマというものは、主人公の葛藤さえあれば成立するものらしいと気づいた。
主人公の目の前にはありふれた日常しかないのだが、「この人生は自分のものではない」という葛藤が物語のエンジンとなっているのだ。
身近な愛すべき人々に嘘をついている罪悪感。他人の人生を生きる居心地の悪さ。それが葛藤となる。

君の顔では泣けない高橋海人の役どころは?

映画「君の顔では泣けない」で高橋海人さんが演じる「水村まなみ」役がどんな役どころなのかを調べてみました。

異常な状況を何となく受け入れてしまう。
もちろん葛藤はある。
ただ、原因を探るとか、元に戻るために苦悩するとか、そういう展開ではなく、まずは新しい環境に適応する努力をするのだ。

女性の人生のイベントを男性目線で断続的に眺める、という試みが根気強く描かれている。

男性だったのに女性の体になってしまった「坂下陸」の15年間を通して、女性が人生で通過していく出来事(セクハラー恋愛ー性体験ー結婚ー妊娠ー出産)を男性の心の「陸」がいかに受け止めていくかを通して女性の人生の「大変さ」がしみじみ伝わってくる。

男のみの語りで一冊終わるところにも感服しました。

君の顔では泣けない原作ネタバレ!高橋海人の役どころは?まとめ

この記事は、「君の顔では泣けない原作ネタバレ!高橋海人の役どころは?」と題してお届けしました。

2025年11月に公開される映画「君の顔では泣けない」。

原作は、君嶋彼方さんの同名小説で、第12回小説野生時代新人賞を受賞した作品となります。

男女の入れ替わりを描いた作品ですが、これまでの「入れ替わり」作品で描かれていたようなラブコメ的な切り口ではなく、思いがけず女性の身体になってしまった男の子の葛藤を描いた作品です。

高橋海人さんの役どころは、男性だったのに女性となってしまった自分を戸惑いながらも受け入れていくという難しい役どころ。

公開が楽しみですね。