この記事は、「大きな玉ねぎの下での玉ねぎとは何?なぜ来なかったのか歌詞の意味を考察!」と題して、お届けします。
カルト的人気を誇ることでも有名なアイドルグループ『爆風スランプ』。
そんな彼らを代表する曲として有名なのが『大きな玉ねぎの下で』となっています。
それでは、『大きな玉ねぎの下で』で登場する玉ねぎとは一体なんだったのでしょうか。
また本作の歌詞には数多くの謎が隠されているのではないかとも噂されています。
そこで、今回は、『大きな玉ねぎの下で』における玉ねぎとは一体何なのか、また歌詞に隠された謎の意味についてご紹介します。
この記事を読むと、以下の事がわかります。
- 大きな玉ねぎの下での玉ねぎとはなんなのか。
- 大きな玉ねぎの下では実話をモデルとしているのか
- 大きな玉ねぎの下での歌詞にはどういう意味があったのか
- 大きな玉ねぎの下の歌詞の中でなぜ女の子はこなかったのか。
- 大きな玉ねぎの下にアンサーソングがあるのか。
それでは、ぜひ最後までお楽しみください
もくじ
大きな玉ねぎの下での玉ねぎとは何?
それでは、『大きな玉ねぎの下で』に登場する玉ねぎとは一体なんなのでしょうか。
今回は、『大きな玉ねぎの下で』に登場する玉ねぎの正体についてご紹介します。
また重ねて、『大きな玉ねぎの下で』は実話なのか、その詳細についてもご紹介しますので、よろしくお願いします。
大きな玉ねぎの下での玉ねぎとは何?
『大きな玉ねぎの下で』の玉ねぎとは何なのかというと、実はなんと、日本武道館の屋根の上にある擬宝珠であるといわれています!
この日本武道館の屋根の上にある擬宝珠の形が玉ねぎに似ていることから『大きな玉ねぎの下で』の玉ねぎの正体であったのです。
なんととても意外な正体です。
『大きな栗の木の下で』といったような曲に対抗するものもあったのではないかとおもわれますが、なんと『大きな玉ねぎの下で』におけるたまねぎは日本武道館の屋根にある擬宝珠であったといわれています。
では、日本武道館の屋根の上にある擬宝珠とは一体どういう形をしているのでしょうか。
SNSでは、日本武道館の屋根の上にある擬宝珠についての画像が投稿されていましたので、そちらをみていきましょう!
なんとびっくりすることに玉ねぎに本当にそっくりです。
形状は確かに玉ねぎに似ているのですが、引用した方のツイートによるとなんと、擬宝珠とは一種の魔除け的な物であるとの事です。
『大きな玉ねぎの下で』の玉ねぎはただの玉ねぎではなく、なんと魔除け的な意味のある守護者的な存在でもあったのでした。
これは西洋においても、吸血鬼の弱点はニンニクの球根であるといったような伝承が多くみられることがあります。
多くの映画化作品を生んだブラム・ストーカーによる『吸血鬼ドラキュラ』ではニンニクの球根ではなく、ニンニクの花であったわけですが、現在では球根そのものが吸血鬼に対する魔除けとなっています。
これについては、ニンニク独自の臭いなどもありますが、花よりも球根そのものを魔除け的存在として据え置くほうがある意味では、効果的であるようにみえていたのかもしれないと、オカルト愛好家の間では常々議論されています。
やはり人は球体に対して独自の神秘性を感じてしまうという癖が古代から生き継いでおり、それは現在においても引き継がれているのかもしれません。
大きな玉ねぎの下では実話なの?
今でもカルト的な人気のある曲である『大きな玉ねぎの下で』ですが、この曲は実話なのではないかという噂がチラホラみられます。
果たして、この曲は実話あるいは実体験を基にした曲であるのでしょうか。
実は本作は実体験を元にはしているのですが、その体験は意外な物でありました。
多くの方々がが本作はこの曲を作った爆風スランプのサンプラザ中野さんが若い頃に経験した苦い恋愛の思い出を参考にしているのではないかと考察されています。
ペンフレンドというののは、現在ではほとんど存在しておりませんが、かつては文通仲間を募集し、その仲間どうしで連絡を取り合うなどという文化があったこといわれています。
現在では、SNSやネット、メールツールなどが普及していることから、こういった文化は消えてしまっています。
確かにロマンチックな考察ではありますが、しかしながら、これは可能性が低いのではないかといわれています。
というのも、実は本作が出来上がった背景には爆風スランプ初の日本武道館公演が背景にあったといわれています。
1985年、爆風スランプとしては初の日本武道館公演が開催されたものの、武道館公演が実際に開始される1年前の1984年ごろにレコード会社から『公演を行ってもいいが満員にしろ』といったような圧力を加えられてしまい、このプレッシャーから『俺たちが武道館を満員にできるわけないだろ』といった気持ちに駆られてしまい、次第にできあがったのがこの曲であったといわれています。
なんと理由はロマンチックな初恋の思い出などではなく、事務所からの圧力で生まれたという意外な物でした。
また、本作を製作する際中に爆風スランプのサンプラザ中野さんは、『ライブに空席があったらファンはがっかりするだろうな』といったような申し訳ない気分になってしまい、『武道館に空席があることの言い訳としてドラマ仕立ての曲』として『大きな玉ねぎの下で』を製作するようになったという背景がありました。
こういったプレッシャーに押しつぶされるというわけではなく逆に利用して名曲を作ってしまうサンプラザ中野さんはやはり天才といっても過言ではありませんね。
「大きな玉ねぎの下で」歌詞の意味を解説!
それでは、『大きな玉ねぎの下で』の歌詞の意味とは一体どういったものがあるのでしょうか。
今回は、『大きな玉ねぎの下で』の気になる歌詞の意味についてご紹介します。
また、それだけではなく、『大きな玉ねぎの下で』のアンサーソングとなった曲についてもご紹介しますので、最後までお付き合いください。
「大きな玉ねぎの下で」女の子はなぜ来なかった?
『大きな玉ねぎの下で』の歌詞の中ではペンフレンドの男女の切ない恋愛を描いたドラマ仕立ての歌詞が展開されます。
この歌詞の中で、少なくとも主人公である少年はペンフレンドとして交流していた女性と初めて会うことを楽しみにしていたものの、約束したライブの会場の席には女性はこなかったという悲しい顛末が描かれています。
歌詞に登場する女の子はなぜ来なかったのでしょうか?
これについては『そもそも来たくなかった』「待ち合わせの時間がわからなかった』といったような評価がされていましたが、実際のところはわかっていません。
しかしながら、『大きな玉ねぎの下で』のアンサーソングではとして有名な『初恋~遥かなる想い』の中では、少年と女の子のすれ違いがあったことが描かれていました。
この曲の中では、実際に少年のペンフレンドとなった女の子は、少年がきていたライブ会場にきていたもののラストのアンコールまで少年は残っておらず途中で女の子が来なかったのではないかと勘違いしたことから、会うことができなかったというように描かれています。
ラインやSNSの発達した今なら、まだ会ったこともない二人が待ち合わせをするのもスムーズにできるのかもしれませんが、本作が製作された1980年代にはそういったものはありませんでした。
恋愛映画においても「ラブストーリーを作るのが、現代では簡単になってしまったので難しくなった」といったような話が様々な製作者のインタビューで寄せられるのですが、「大きな玉ねぎの下で」のストーリーもその典型的なエピソードであるといえるでしょう。
さらにこの『初恋~遥かなる想い』の中では、女の子は大人になった今でも初恋をひきずっており、彼からの手紙を待っているという描写がされています。
この曲ひとつで映画やドラマが出来上がるのがわかる気がしますね。
ただし、これらはあくまでドラマとして観客を楽しませるために作られたある種の言い訳であり、本作は基本的に『言い訳ソング』であることを忘れてはいけません。
「大きな玉ねぎの下で」のアンサーソングはある?
そんな『大きな玉ねぎの下で』ですが、上の見出しでも書きましたように、アンサーソングが存在します。
それこそが、アイドルユニット『YURIMARI』の、『初恋~はるかなる想い』です。
この『YURIMARI』というユニットは、爆風スランプのサンプラザ中野さんとパッパラー河合さんが共同でプロデュースしていたアイドルユニットですが、思っていた以上の成功を収めることはできませんでした。
活動期間はなんとたったの1998年~1999年という短期間というかなり短いもので、メンバーは分裂後それぞれ独立したタレントとして活動をすることとなりました。
二人の内、YURIさんは中村ゆりさんとして、女優・タレントとして数多くのドラマやバラエティ番組に出演しておりますが、MARIさんのほうはイマイチ芽がでることはなく、2023年に芸能界を引退されました。
そんな短期間で終わったYURIMARIの二人にとっては、『初恋~はるかなる想い』は数少ない名曲であると知られており、現在でも『大きな玉ねぎの下で』とあわせて高い人気があります。
大きな玉ねぎの下での玉ねぎとは何?なぜ来なかったのか歌詞の意味を解説!まとめ
この記事は、「大きな玉ねぎの下での玉ねぎとは何?なぜ来なかったのか歌詞の意味を考察!」と題して、お届けしました。
今回、わかった情報をまとめると以下のようになります。
- 大きな玉ねぎの下での玉ねぎは、日本武道館の屋根の上にある擬宝珠のことを指す。
- 大きな玉ねぎの下では実話をモデルをしておらず、爆風スランプが日本武道館公演を行う際に、レコード会社からの『満員にしろ』という圧力の下で生まれた言い訳ソングである。
- 大きな玉ねぎの下の歌詞の中で女の子はこなかったわけではなく、少年が早とちりを起こしてしまった事ですれ違いがおきてしまった。
- 大きな玉ねぎの下にはアンサーソングとして、『初恋~はるかなる想い』が存在する。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。