2025年7月スタートのテレビ東京系ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』は、顔も名前も変えた元妻が、過去の裏切りと向き合いながら復讐していくサスペンス作品。ドロドロしすぎず“スカッとする復讐劇”を探している方にもぴったりの1作です。
登場人物たちの関係は、整形・裏切り・すれ違いが絡み合い、一見すると非常に複雑。
この記事では、人物相関図とキャスト情報を整理しながら、それぞれのつながりや今後の見どころをわかりやすくご紹介します。
もくじ
レプリカの相関図をチェック!

主人公・藤村葵は、かつて幼なじみに夫を略奪された過去を持つ女性。
そんな彼女は、整形で“伊藤すみれ”という全くの別人として再び元夫、幼なじみと対峙します。
- 伊藤すみれ(=整形後の葵)
- 桔平(元夫)
- 花梨(元親友)
- ミライ(謎の男)
という中心人物たちがどう関係しているのかを、相関図で視覚的に整理すると、ドラマがぐっとわかりやすくなります。
※6月19日現在/次回更新予定:初回放送直後
キャストと登場人物を一覧で紹介
ドラマで活躍する主要キャラクターと、それを演じる俳優陣を一覧にまとめました。
役名 | キャスト | 人物紹介 |
---|---|---|
藤村葵/伊藤すみれ | トリンドル玲奈 | 地味で大人しかった人生を捨て、整形して生まれ変わった“元妻”。夫と全てを奪った因縁の相手に、美しく冷静に復讐を仕掛けていく。 |
花梨 | 宮本茉由 | すみれ(葵)を虐げ、夫を奪い、社会的に追い詰めた“宿敵”。欲望に忠実で他人を操る悪女だが、どこか人間臭さも残す危うい存在。 |
桔平 | 木村了 | すみれの元夫であり、今は花梨の夫。優しげな表情の裏に優柔不断さを抱え、気づかぬうちに大切な人を深く傷つける“悪意なきクズ男”。 |
桐谷ミライ | 千賀健永 | 人の心を読むバーテンダー。すみれの復讐に気づき、近づいてくる謎多き男。敵か味方か、その正体は物語のカギを握る存在。 |
登場人物それぞれの“裏の顔”や“思惑”にも要注目です。
伊藤すみれ(藤村葵)|整形して復讐に挑む“元妻”の正体は…
地味でおとなしい人生から一転、整形で生まれ変わった女性が、因縁の相手に復讐を仕掛ける――それが本作の主人公、伊藤すみれ(藤村葵)です。
なぜ彼女は復讐を決意したのか?
藤村葵(整形前)は、子どもの頃から同級生・花梨にいじめられて育った女性。
努力を重ねて東京の大学へ進学し、過去からようやく逃れた彼女は、そこで理想の男性・桔平と出会い結婚。市役所に勤務し、真面目に日々を生きていた。
しかし…桔平が不倫。その相手が、なんとあの花梨だった。
しかも、花梨の仕掛けた巧妙な策略によって、夫・仕事・友人…すべてを奪われ、社会的に孤立してしまう。絶望の中で彼女が選んだのは――「整形して別人になる」ことだった。
「伊藤すみれ」としての第二の人生
整形によって顔を変え、体を鍛え直し、利き手まで矯正。
“藤村葵”という存在を完全に捨て、「伊藤すみれ」という新たな人物として復讐の舞台へ舞い戻る。
見た目だけでなく、話し方・立ち居振る舞い・メンタルまでも鍛え抜かれた彼女は、花梨と桔平の前に“運命的な出会い”を装って現れる。
でもその裏には、壮絶なまでの怒りと悲しみ、そして未練が渦巻いていた――。
トリンドル玲奈さんのコメント
整形前の藤村葵と整形後の伊藤すみれを、一人の役として同時に演じるのは初めての経験でした。
外見の変化だけでなく、過去と現在で揺れる感情を丁寧に表現することを大切にしています。
見てくださる方には「スカッとした!」と感じてもらえるようなテンポの良い展開になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
藤村花梨|すみれの全てを奪った“欲望の悪女”
主人公・すみれ(藤村葵)の人生を狂わせた最大の宿敵――それが、藤村花梨という存在です。
花梨の“支配欲”がすべてを壊していく
子どもの頃から、勉強も見た目も振る舞いも「自分が一番でいたい」と強く願ってきた花梨。
その欲求は周囲を支配し、時には人を傷つけることでしか満たせない――そんな危うさを持ち合わせていました。
かつては藤村葵をいじめ抜き、やがては彼女の夫・桔平すらも奪う。
そして葵を社会的に追い込み、すべてを失わせることに快感すら覚えるような、自己中心的で冷酷な性格の持ち主です。
しかし、花梨の心の奥底には「誰かに認められたい」「一番でいたい」という強烈な渇望とコンプレックスが隠れているのです。
すみれと花梨の“女の戦い”が始まる
整形して「伊藤すみれ」となった葵が花梨の前に現れた時、彼女はまったく気づきません。
運命的な再会は偶然を装い、しかしそこには強烈な“怒りと復讐心”が渦巻いています。
誰にも支配されずに生きてきた花梨が、「自分と同じくらい美しく、頭のいい女」と出会った時、何を感じ、どう崩れていくのか?
スカッとしながらも、どこかゾクッとする展開が待っています。
宮本茉由さんのコメント
花梨はザ・スクールカーストトップな女の子。いつでも“自分が一番”でいたい欲求に忠実な性格です。
人を支配することに快感を覚えるような一面を持ちつつも、好きな人に対しては純粋だったり、人間らしい感情も抱いています。
視聴者のみなさんには、彼女の表情や仕草の中にある“歪んだ愛”も感じ取っていただけたら嬉しいです。
すみれ(葵)との戦いは本当に壮絶で、夏にぴったりのヒヤッとする展開です。楽しんでください!
藤村桔平|優しさの裏に潜む“悪意なきクズ男”
すみれ(藤村葵)を愛しながらも、花梨の誘惑に流されてしまった――。
本作の鍵を握る、優柔不断で弱さを抱えた男、それが藤村桔平です。
優しさゆえに、人を傷つける
もともとはすみれの夫であり、大学時代に出会った理想のパートナー。
市役所勤めのすみれと穏やかな家庭を築いていたはずの桔平は、いつしかその平穏に慣れすぎてしまったのかもしれません。
そんな中、現れたのが花梨。彼女の強い欲望と魅力に抗えず、流されるように不倫関係に――。
その結果、すみれの人生をめちゃくちゃに壊してしまいます。
しかし桔平自身は「悪気がない」。
ただ自分の意思が弱く、決断を避けた末の結果でしかなかったのです。
再び現れた“知らない女”に惹かれてしまう…
整形して別人「伊藤すみれ」となった元妻が再び目の前に現れても、桔平はそれに気づかず。
むしろ、自分のことを否定せず寄り添ってくれる彼女に惹かれていきます。
その姿はまさに「悪意のないダメ男」。
でも、だからこそ視聴者の心に引っかかる“リアル”な存在感を放っています。
木村了さんのコメント
台本を読んだ時、桔平は好きになれない男でした。優しさの裏に優柔不断さがあり、悪気はなくても人を傷つけてしまう。
でも、そんな“悪意のないクズ男”を自然体で演じることが、逆に面白くなってきたんです。
撮影現場では、トリンドルさんをはじめとする共演者の皆さんと良い空気感で進められていて、日々楽しく演じさせていただいています。
ノンストップの復讐劇、ぜひ最後まで見届けてください。
桐谷ミライ|すみれの秘密に気づく“謎めいたバーテンダー”
人の心を見透かすような視線――
伊藤すみれ(藤村葵)の“裏の顔”にいち早く気づいた男、それが桐谷ミライです。
冷静で観察眼の鋭い男、彼の本当の目的とは?
普段は都会のバーで働くバーテンダー。
接客を通して無意識のうちに相手の感情を読み取ってしまう、繊細で頭の切れる人物です。
どんな人でも嘘を隠しきれない、そんな空気をまとっています。
ある日、偶然現れたすみれに対して「何か違和感」を覚えたミライ。
その直感をきっかけに、彼女の“過去”に興味を持ち始めます。
そして徐々に、すみれの復讐に自ら関わっていくことに――。
しかし、ミライ自身もまた、ある過去を抱えており、
そのすべてが明かされるのは物語が進むにつれて…。
中立か味方か、それとも…敵?
物腰は柔らかく、距離感も絶妙。
だけど、何を考えているのかは読めない。
すみれにとって、彼は“頼れる存在”にも“危険な存在”にもなり得るキーパーソンです。
視聴者にとっても、「この人は敵?味方?どっちなの?」とハラハラさせられる存在になるはず。
千賀健永さんのコメント
桐谷ミライは過去の影を抱えるミステリアスな人物。
バーテンダーという立場から、人の感情や行動を冷静に読み解いていきます。
復讐に巻き込まれていく中で、彼自身の謎も浮き彫りになっていく…そんな緊張感のある役どころです。
計画がバレるかどうかのスリリングさ、すみれの感情に共感しながらぜひご覧ください。
まとめ|人物相関図で理解を深めて楽しむ『レプリカ』
登場人物の関係性を整理しておくことで、伏線や感情のすれ違いがより見えてきます。
今後、主人公・すみれが誰に復讐し、誰に心を許すのか。そして最終的にどんな結末を迎えるのか。
まだ正体が明かされていない人物たちや、今後登場するキャラにも注目です。
たとえば――
- 桐谷ミライ(千賀健永):ただの好青年なのか、それとも…?
- 綾(渡辺真起子):なぜすみれの復讐を手助けしたのか?
- 花梨と桔平の関係:いま表に見えている関係は、ほんの一部かもしれません。
“ターゲット”が誰なのかを予想しながら見ると、よりドラマの深みが増しますよ。