東京・六本木にある国立新美術館。
波のようにうねるガラスのカーテンウォールが魅力的なこの美術館は、日本を代表する建築家の黒川紀章さんが設計し、生前に完成した最後の美術館としても知られています。
外観の魅力もさることながら、美術館の中も、天井が高く開放的でとっても居心地のいい美術館です。
「国立新美術館って素敵だけど、カフェだけの利用はできるのかな?」
「入館料はかかるのかな?」
「予約はできるの?」
「のんびり過ごすことはできるのかしら?」
この記事では、そんな疑問にお答えします。
「気分転換に出かけたいけど、人が多すぎるところや疲れちゃうところはいやだな。」
そんな時にも、国立新美術館はおすすめです。
この記事でわかること
- 国立新美術館ってどんなところ?入館料は?
- 国立新美術館にあるカフェ・レストランはどんな感じ?
- カフェやレストランは予約ができるの?
- その他にもどんな過ごし方はあるの?
もくじ
国立新美術館は入館料無料です。カフェやレストランだけの利用もできます。
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国立新美術館は入館料無料。展覧会を鑑賞しなくても誰でも館内を利用することができます。
![美術館のテラスでお茶を楽しむ人々](https://www.marutsunoru.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_6655-1024x768.jpg)
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一般的に美術館といえば、静かに美術作品を鑑賞するところ。いつも「しーーん」としてて、なんとなく堅苦しそう。そう感じることもありますよね。
国立新美術館は、一般的な美術館と違って、コレクション(収蔵品)をもたないアートセンターとして活動しているため、来館目的も人それぞれ。展覧会の鑑賞以外の目的でも、誰でも利用することが可能。入館料は無料です。
- カフェやレストランでおしゃべりや食事を楽しむため。
- 日本を代表する建築家である黒川さんが手がけた建築を堪能するため。
- アートに関する情報収集のため。
- 待ち合わせのため。
- 日常の喧騒から離れてを自分を取り戻すため。
自分の好きなように利用することができる美術館です。
館内をゆっくり見て歩くだけでも楽しい美術館です。
通路のスペースもたっぷりあるので、車いすやベビーカーでも利用できますよ。
周囲を気にせず、ゆっくりしたペースで歩くことができるので、歩くのが少し遅くなってきた高齢の父や母と一緒に訪れるのもよさそうです。
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国立新美術館にはカフェやレストランがあわせて4つあります。
国立新美術館には、1日を通して、誰でも利用できる、3つのカフェと1つのレストランがあります。
さまざまなシーンに合わせて、使い分けることが出来ます。
順番に見ていきましょう!
1階の吹き抜けにあるオープンカフェ 「カフェ コキーユ」
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![店内で販売されているアイスやサンドイッチ](https://www.marutsunoru.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_6659-1024x768.jpg)
![晴れた日はテラスでお茶を楽しむ人々](https://www.marutsunoru.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_6655-1024x768.jpg)
1階にある「カフェ コキーユ」は、気軽に楽しめるカフェテリアです。
\公式HPはコチラです/
営業時間10:00~18:00(17:55 L.O.)
※館の夜間開館日(企画展会期中の金・土曜日)は20:00(19:55 L.O.)まで
定休日火曜日定休(*館の休館日に準じます)
テラスは日当たりもよく、外の景色が気持ちいいですよ。
まぶしさを感じやすいアラフィフ世代はサングラスがあってもいいかも!(笑)
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地下1階のミュージアムショップに隣接する「カフェ カレ」
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![あたたかいハッシュドビーフ](https://www.marutsunoru.com/wp-content/uploads/2023/10/スクリーンショット-2023-11-03-125714.png)
![店内の様子](https://www.marutsunoru.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_6673-768x1024.jpg)
地下1階のミュージアムショップに隣接するカフェテリア「カフェテリア カレ」も、手軽に食事を楽しむことができるカフェテリアです。
\公式HPはコチラです/
営業時間11:00~16:00(15:30 L.O.)
定休日火曜日定休(*館の休館日に準じます)
2階 展示室の目の前にある 「サロン・ド・テ ロンド」
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![](https://www.marutsunoru.com/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-2023-11-03-131254.png)
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2F「サロン・ド・テ ロンド」は、美術館の入り口を入ると目にする逆円錐形のオブジェ(コーン)の上部に広がる円形のティールーム。店内からは美術館を見渡すことができ、開放的な気持ちで優雅な時間を過ごすことができます。
\公式HPはコチラです/
営業時間11:00~18:00(17:30 L.O.)
定休日火曜日定休
(美術館の休館日に準じます)
3階 レストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」
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国立新美術館でゆったりとした気分で食事を楽しみたいときは、3階の「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」がおススメです。
フランス料理を気軽なスタイルで楽しめるブラッスリーです。
「高級すぎたりしないかしら?」とためらっていましたが、先日、高校生の娘とランチタイムで利用したら大正解!
気になるお値段も、パンとメイン、それにデザートと食後のコーヒーがついたランチセットなら1人分で3千円ほど。パンのおかわりもできるし、十分満足できる量です。食事をした後にまたカフェでお茶をすることを考えたら、とてもリーズナブルな価格に感じました。
レストランを探すために美術館を出てまた歩くことや、お店が決まらなくて仕方なくチェーン店に入ってしまう、なんてことがなくなるのもいいですよね。
娘のちょっとしたフレンチデビューにもぴったりでした!
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\公式HPはコチラです/
営業時間
ランチ:11:00~14:00(L.O.)
ディナー:16:00~21:00(19:30 L.O.)
定休日火曜日定休
(美術館の休館日に準じます)
電話番号03-5770-8161
国立新美術館のカフェやレストランは予約ができるの?
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国立新美術館のカフェやレストランの中で、予約ができるのは、「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」のディナーだけ。
ランチタイムや、「カフェ コキーユ」、「カフェテリア カレ」、「サロン・ド・テ ロンド」は予約はできません。
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼの予約はコチラから![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3TJT94+W5FG2+1OK+TR8TE)
夜の美術館という幻想的な空間で、美味しい料理と会話を楽しめるって素敵ですね。
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国立新美術館は自分のペースでのんびり過ごせます。
館内のあちこちに置かれている椅子の座り心地を楽しむ
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もし待ち時間が出来てしまったら、国立新美術館をすみずみまで楽しんでみるのはいかがでしょうか?
そのうちの1つは、館内のあちこちにはおかれている椅子に座ってみることです。
国立新美術館の椅子は、誰でも自由に座って休憩することができます。何気なく置かれているその椅子、名作の椅子なんですって。椅子の座り心地を試しながら、黒川紀章さんの名建築を眺めるのも素敵ですね。
地下1階のフリースペースでアートに関する情報収集をする
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地下1階のフリースペースには、国内外で開催された展覧会のカタログが置いてあり、自由に閲覧することが出来ます。また、開催中・開催予定の展覧会のパンフレットも置いてあるので、アートに関する情報を集めてみるのはいかがでしょうか。
1階と地下1階のミュージアムショップを楽しむ
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1階と地下1階にある「スーベニアフロムトーキョー」は、楽しいです。懐かしいような新しいような、これから世の中に出てきそうなデザイナーさんの作品かな?とちょっとワクワクするような品物が揃えられています。オリジナルのミュージアムグッズも販売されています。
3階のアートライブラリーでゆっくり国内外の美術専門書を閲覧する
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国立新美術館3階にあるアートライブラリーは、美術に関する専門図書館です。資料の貸し出しは行っていませんが、閲覧は無料で誰でも利用することができます。
一般的な図書館では見かけないような資料がたくさんあります。
見逃してしまった展覧会のカタログを探してみるのもいいですね。
落ち着いた雰囲気のアートライブラリーではフリーWi-Fiも使えます。
アートライブラリー内には、大きなテーブルが二つ、窓際にもカウンター席があります。電源はありませんが、パソコンを使っての作業もできます。国立新美術館のフリーWi-Fiも使用することができます。パスワードつきものものもあります。パスワードは1階のインフォメーションに掲示されているので確認してみてくださいね。
とても静かな環境で、落ち着いた雰囲気なので、作業もはかどるかもしれないですね!
\国立新美術館のアートライブラリーのご利用についてはコチラをご確認ください/
まとめ
六本木にある国立新美術館は、入館料が無料で、誰でも気軽に美術館内のカフェやレストランを利用することができます。「森の中の美術館」をコンセプトに設計されたこの美術館は、建物の中にいてもガラス越しに差し込む自然光がとても気持ちのいい美術館です
展覧会を鑑賞する目的以外にもぜひ足を運んでみて、国立新美術館で素敵な時間をお過ごしくださいね。