『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』が、2023年9月20日から、東京・六本木の国立新美術館で開催されています。
この記事では、イヴ・サンローラン展への行き方、大人気のグッズ、展覧会の楽しみ方をご紹介します。
もくじ
イヴ・サンローラン展 開催概要
展覧会名
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
Yves Saint Laurent, Across the Style
会期
2023年9月20日(水)〜12月11日(月) 毎週火曜日休館
開館時間
10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
開催場所
国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
https://www.nact.jp/index.html
チケットについて
観覧料(当日券/価格はすべて税込み) ※前売り券やスペシャルチケットは販売終了
*学生の方は学生証をお忘れなく!
一般 | 大学生 | 高校生 | 中学生以下 |
2,300円 | 1,500円 | 900円 | 入場無料 |
チケット販売場所
- 国立新美術館(会期中開館日のみ)
- 公式オンラインチケット
- 産経iD
- TBSチケット
- チケットぴあ(Pコード:686-627)
公式オンラインチケットは手数料無料です。
会員登録も不要で購入も簡単ですよ!
国立新美術館への行き方について
「乃木坂駅」が最寄駅です。駅からは「6出口」から美術館を結ぶ連絡通路があります。
エレベーターも完備しているので、車いすやベビーカーのご利用に便利です。
また雨の日は濡れずに美術館へ到着することができます。
意外と歩く距離が長いのと殺風景な景色に少し不安になりますが、大丈夫です!ちゃんと到着しますよ。
晴れた日は、乃木坂駅の5出口➡美術館西門➡森の小道(緩やかな坂道です)➡美術館正面入り口
のルートもおススメですよ!
緩やかな上り坂になっていますが、木漏れ日の気持ちいい、素敵なルートです!
グッズについて
会場のグッズショップでしか手に入らないグッズは、美術展の楽しみのひとつでもあります。
図録については、会場のグッズショップ以外にも産経iDでも購入ができるようです。
図録は結構かさばるので、ありがたいですね!
また本展覧会の図録は、美術館3階にあるアートライブラリーでも展示されています。
グッズショップではゆっくり検討することが出来ない場合もありますので、事前にアートライブラリーでリサーチするのも一つの手ですね。
今回、私が購入したグッズはこちらの2点です。
ポスターとトートバッグ(大)です。
以前は図録やポストカードを購入していましたが、最近では、ポスターを楽しみにしています。
絵画を飾るより手軽だし、ポストカードより存在感もあります。
そして、その展覧会の感動を手軽に振り返ることが出来ます。
次にトートバッグ(大:定価8,800円)をレビューします。
持ち手の光沢のある黒が、合皮ながらとてもいい雰囲気を醸し出しています。
今回の展覧会の作品のなかで、黒のビロード生地のドレスにとても印象的なものがありました。
そのドレスの光沢と滑らかな質感を思い出させる、いいグッズだなと思いました。
音声ガイドについて
音声ガイドは2種類あります。
- 当日貸し出し機器
- スマートフォンのアプリ「iMuT」
当日貸し出しは、会場入り口にてレンタルできます。
アプリをご利用の場合は、事前にアプリストアから「iMuT」をダウンロードする必要があります。下記をご確認ください。
音声ガイドのナビゲーターは、声優・俳優・ナレーター・映像監督など、多方面で活躍されている津田健次郎さんです。
TVアニメの『呪術廻戦』七海建人役、日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』鎌田國士役をされています。
かっこよくてびっくり!
『呪術廻戦』やドラマも気になりますね(笑)
イヴ・サンローラン展の楽しみ方
圧倒的な迫力をもつ作品を間近で堪能する
本展はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大回顧展です。
公式サイトより引用
わずか21歳で衝撃的なデビューを果たしてから、自身のブランドとして初のコレクションを成功させ、美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真を含む262点によって、12章構成で余すところなくご紹介いたします。20世紀後半における偉大な才能であるイヴ・サンローランから生み出される、唯一無二でありながら、豪華絢爛な美の世界を間近でご堪能いただける大変貴重な機会となります
本展では、12章構成でサンローランの作品が展示されています。
サンローランがどれほどの創造性を持ち合わせていたかを知ることができます。
またデザイナーだけでは作品は完成しません。サンローランがイメージするものを具現化できるだけの、そのほかの才能が彼の周りには揃っていたこともうかがい知ることが出来ます。
遠くから見る
近くから見る
スケッチやコレクションボードから想像する
作品の素材や装飾に着目する
実際にモデルが着用して歩いているところを想像する
さまざまな角度からイヴ・サンローランの世界を堪能することができます。
イヴ・サンローランがのこした言葉とあわせて鑑賞する
さらに、イブ・サンローランののこした言葉とあわせて鑑賞すると感じるものも多くなります。
いくつかの言葉をご紹介しますので、参考にしてみてください。
- ファッションは色あせるけれど、スタイルは永遠。
- アクセサリーは衣服を、そして女性を変容させる。
- ただひとつの黒が存在するのではありません。多くの黒が存在するのです。
- これまで経験したもっとも美しい旅行は、リビングのソファでの読書を通じたものだった。
- 私は常に、ファッションとは、女性をより美しくするだけでなく、安心感と自信をも与えるものだと信じてきた。
- ブルージーンズを発明したかったね。それには表情があり、控えめで、性的魅力もあり、シンプルだ。
それらはすべて私が服に求めているもの。 - 私たちの仕事においては、誰も決して自分がやっていることに確信をもってはいません。
常に新しいことを学ぶのです。そして常に、自分を乗り越えなければなりません。 - 私は自分の仕事を愛しています。
あんなにも忠実に、私のために働いてくれている人々に対して、私は責任があるのです。
展覧会をもっと楽しむために
イヴ・サンローラン展 まとめ
2023年は、シャネル展、ディオール展も開催され、本展を楽しみにされていた方も多いと思います。
イヴ・サンローランの類まれなる才能と今なお色あせない作品の魅力に触れることのできる素晴らしい展覧会でした。
国立新美術館の併設されているアートライブラリーで、今回の展覧会の図録だけでなく、前回東京で開催された展覧会(1990年 イヴ・サンローラン展/モードの革新と栄光 セゾン美術館)の図録やそのほかの参考文献を見ることもできます。図録を比較してみるのも楽しい試みです。
ぜひ、今回の展覧会を何度も味わってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
会期後半は混雑することも予想されます。
お早めにお出かけくださいね!